Salesforceの日付型情報をテキスト型に変換する方法

Salesforceで作成したレコードをkintoneに連携させたい場合、日付型項目には注意が必要です。
Salesforceとkintoneでは日付型項目のデータフォーマットが以下のように異なっています。

【日付型のデータフォーマット】

Salesforceからのアウトプットされる日付項目値:1999/12/31 (日付型)
kintoneが受け付ける日付フォーマット:1999-12-13 (テキスト型)

このままだと、kintone側にSalesforce側の値が渡った時に、フォーマットにあっていないためエラーが発生してしまいます。

【解決策】

1.Salesforceから連携したい日付項目をテキスト型に変換する数式項目をSalesforce側に作成する。
2.作成した数式項目をkintoneへ連携する項目とする。

【具体的な設定方法】

以下に、「Salesforceから連携したい日付項目をテキスト型に変換する数式項目をSalesforce側に作成する。」手順を記載します。


1.オブジェクトマネージャーを開いて、追加したいオブジェクトを開く。
2.左メニューから[項目とリレーション]を選択する。

3.[新規]をクリックする

4.[数式]を選択して、[次へ]をクリックする。

5.以下項目を入力して、[次へ]をクリックする。

・項目の表示ラベル:適当
・項目名:適当
・数式の戻り値のデータ型:テキスト

6.入力欄に以下を入力、[構文を確認]で問題ないことを確認する。

 Text(<変換したい日時データAPI参照値>)
例)「StartDate」の日時データの場合は、Text(StartDate)

  確認したら次へ

7.参照権限は必要な設定を行う。

8.ページレイアウトの追加も必要であれば設定。

9.[保存]を選択する。

テキスト型に変換することができました!
この項目を連携対象にしておけばOKです。

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